〔090〕大台ヶ原 (1,695m)
2002年04月27日(当時52歳)
  息子は先程登った ”大峰山”の疲れから ”大台ヶ原”はパスして車で待っていると言う。
遊歩道を歩くだけで山頂まで登れると聞いていたので、軽い気持ちで ”大峰山”を登った後に登ることにしたが、確かに日出ヶ岳までは簡単に登れた。  山頂は残念ながらガスが立ち込め周りの景観は何も得られず。
正木ガ原、牛石ガ原と周遊道を歩いている内に ”大峰山”の疲れが出てきて足が動かず、おばはんにも抜かれる始末となる。 行ってもガスで何も見ないのは判りつつ、重い足を引きずり、
”大蛇ー”(だいじゃぐら)までは行ってみる。 シオカラ谷への下り、登りで更に足に負担を掛けてしまい、立山ほどの辛さではないが、とことんまいったさんになってしまった。 2時間歩いて駐車場に戻る。 今日は ”大峰山”と合わせて7時間歩いたことになる。
”日出ヶ岳”の山頂までは遊歩道で簡単に行けたがあいにく、
ガスで覆われてしまい展望は得られなかった。
さっそく迎えてくれた人なつっこいシカさん。
”日出ヶ岳山頂展望台”から見た大台ヶ原。
手軽に登れる山なのでハイカーが多い。
自然保護の為の木組み階段であるが、手遅れのような気がする。
有名な殺伐とした ”正木ヶ原”の朽木原。
晴れた時に来たかった景勝地の ”大蛇ー”。
今回はガスで周辺が見えず、まったく怖くはなかった。

奈良県吉野郡上北山村


標高差:123m
駐車場から約15分にて ”日出ヶ岳”(1,695m)に着く。
時計を忘れて来たので計時は不正確。
山頂にピーク感はまったくなくフラットな台地に三角点があるのみ。
日本百名山
関西百名山』 残念ながらガスガスで展望は得られず残念で終る。 大台ヶ原のシカは人懐こかった。
深田久弥著の「日本百名山」から
  大台ヶ原は昔は大平と呼ばれた。 それが大平原となり大台ヶ原と変わった。 それにさらに
ご丁寧に「山」を付けて、現在では大台ヶ原山と呼ばれている。 昔の人が端的に大平と名付けた通り山上は広い高原で、樹木が繁茂しているのは雨量の多いせいである。
おおだいがはら
最高峰は日出ヶ岳
日本百名山に戻る
関西百名山に戻る
駐車場から ”日出ヶ岳”までは簡単に登れたので
”大蛇ー”側までを周回することにした。
ハイカー慣れしているのか人を怖がらず、逃げることはなかった。
ガスで景色が見えないので ”シカ”さんに相手をして貰うしかない。
2002年4月の日本百名山巡り
  大峰山 → 大台ヶ原
2024年1月4日改定